東京の施設でタトゥーモニター募集が多い理由

海外は多くの方々がファッションとしてイレズミを入れてる

アメリカやイギリス、さらにはイタリアでは若者だけでなく多くの方々がファッションとしてイレズミを入れています。
もともとはアフリカやインディオ・アボリジニーといった各地の先住民たちの間で、魔除けという意味合いで入れられていました。
身体に模様を描くことで神と交信ができると信じられていたわけです。
古代エジプト時代には、クレオパトラが顔全体にイレズミを入れており、神秘的なパワーを身にまとっていたとも言われています。
その後、愛するひとの名前を彫り込むことで、永遠の愛を手に入れられると考えられるようになりました。
現代では自分の夢や好きな言葉を彫り込むのが主流で、時代とともにタトゥーの形態も変わってきたことがわかるでしょう。
1990年代後半になると、日本でも若者の文化としてタトゥーが人気を集めるようになりました。
以前はごく限られた方しか身体に刻まれていませんでしたが、アメリカで誕生したタトゥー・マシンを使った単色のものであれば、短時間でさほど痛みもない方法で入れることができるので、多くの方に受け入れられたわけです。
僕は大学で美術絵画を選考し、その後は東京都内でタトゥーショップをオープンさせました。
もともとは画廊を経営する予定でしたが、先述したイレズミの文化に興味を抱き、彫師になったわけです。
自分の店を持つ前にアメリカに渡米をして、現地でアーティストの修行も積んでいます。
この時代はまだ機械彫りというものがなく、実際に針を使用して顔料を肌に注入をしていました。

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